AIソリューションサービス

オンチップ学習AIの組込を可能にするサービスをご提供

オンチップ学習とは、エッジ学習(データの発生する場所に、より近いところで機械学習などの処理を適用する事)をLSIチップで行う事です。オンチップ学習機能を有するエッジデバイス(時計・イヤホンなどのIoT端末)は、リアルタイムに学習・処理できる利点があり、様々な分野での応用が期待されます。
当社は産学連携で実用化を進めているオンチップ学習を可能とするAI技術を製品やLSIチップに組み込む為の様々なサービスを提供致します。

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当社のオンチップ学習AIの特徴

  • 当社のオンチップ学習AIコア「SAMACT
    「サマクト」の最大の特徴はエッジ本体で学習ができるオンチップ学習が可能という点です。エッジで学習を行うことで即座に学習内容を反映できることや、データ通信を必要としないためリアルタイム性を確保することができます。
    「サマクト」は第三世代と呼ばれるスパイキングニューロンというニューロン構造を使用しています。このスパイキングニューロンは、従来の人工ニューロンと比較すると、より人の脳に近い構造をしており、研究、開発等が進んでいます。
    また、このスパイキングニューロンは、乗算器を使用せず、加減算のみで構成しているので、乗算器を含む構造に比べると回路規模を小さく構成することが期待でき、エッジデバイスとの相性が良い構造となっています。
  • 「サマクト」の現状と将来の展望
    現在は最大で128パターンの教師信号学習機能を持つことを目標として開発を進めています。出力、入力の数から、内部のニューロンの数まで、パラメータで指定可能な構成になっております。さらに、将来的には、オンチップ上で自律的に学習できるよう強化学習の仕組みになる予定です。

オンチップ学習AIを組み込む設計フローとシステム開発事例

当社のオンチップ学習AIコア「SAMACT
を組み込んだ音声認識システムを開発中です。
その中でもオンチップでの「話者識別」
「言葉の識別」を可能にするシステム設計
事例について、これまでの開発の歴史や
設計フローを交え紹介します。

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■音声認識システム事例1

■音声認識システム事例2

「UXプロジェクト」キックオフイベント(2021.10.25)出展

2021.10.25に開催されました「UXプロジェクト」キックオフイベント ~イノベーションの種を熊本から~
にブース出展致しました。本出展におきまして、当社のAIソリューションサービスのご紹介とともに
自分らしく最期まで「健康で」「楽しく」「美しく」いられる生活の実現に向け、当社が目指す地域連携ヘルスケアサービスの紹介を致しました。

<出展動画>
動画1:AIソリューションサービスのご紹介

動画2:地域連携ヘルスケアサービスの概要のご紹介

動画3:地域連携ヘルスケアサービスの一例のご紹介

<デモ動画>

当社ブースで紹介させて頂きました、
SAMACT(AIコア)+筋電センサーによる
デモ動画です。
筋肉が収縮する際に発生する非常に微弱な
電気信号をAIで学習させる事で、手の動き
(グーチョキパー)に合わせ、ロボットハンド
が動作します。